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PERC超小型衛星2号機の名称が「ASTERISC」(アスタリスク)に決定!

千葉工業大学惑星探査研究センターの超小型衛星2号機の名称が以下に決定しました。

英語名:ASTERISCAdvanced Satellite Toward Exploration of dust enviRonment with In-Situ Cosmic dust sensor)
日本名:アスタリスク

ASTERISCは、古代ギリシャ語で「小さい星」という意味を持っていて、記号「*」の名前としても使われている言葉です。 2号機の主な観測ターゲットが、星のかけらである宇宙塵であることと、ある意味で超小型衛星が“小さい星”であることを掛けています。 「*」は昔から重要なものや面白いものを示す目的で使われることがあることから、宇宙塵は重要で面白い対象であるという意味も込めました。

衛星ASTERISCは、独自に開発する膜面型の粒子観測装置を搭載し、軌道上の宇宙塵と微小スペースデブリを観測することを目的としています。併せて、将来の実用的なミッションを視野に入れた国産の衛星バス技術の軌道実証も行います。衛星ASTERISCは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の革新的衛星技術実証2号機に搭載される実証テーマに採択されており、2021年度内にイプシロンロケットにより打ち上げられ、地球周回軌道に投入される計画です。鋭意開発中ですので、ご期待ください。

PERC超小型衛星2号機:宇宙塵探査実証衛星「ASTERISC」

担当:千葉工業大学
惑星探査研究センター