我々はどこから来たのか我々は何者か我々はどこへ行くのか
JAXAとPERCが共同で計画を進める「DESTINY⁺」は、ふたご座流星群の故郷である小惑星フェートンの地質探査と宇宙空間でのダスト分析を3つの観測機器で行います。PERCは、ミッションの科学計画の推進と観測機器の開発を担当します。
独自に開発する展開膜面型の粒子観測装置を搭載し、地球周回軌道上の宇宙塵と微小スペースデブリを観測することをミッションとする3Uキューブサットです。地球周回軌道で長期間に渡って宇宙塵とスペースデブリをリアルタイム観測するのは世界初の試みです。
「はやぶさ2」のターゲットは有機物や含水鉱物の存在が予想されより始原的であると考えられているC型小惑星「リュウグウ」です。PERCのメンバーは「はやぶさ2」のほぼ全ての搭載観測機器の開発と検討に参画しています。
PERCでは、JAX等と協力し、地球大気の成層圏(高度約10km〜50km)における微生物採取実験”biopauseプロジェクト”を進めています。
PERCでは地球史における天体衝突の役割を実証的に調べるため、飛翔体加速装置を用いて実験室内で天体衝突を再現し、超高速度衝突によって引き起こされる様々な現象の解明に挑んでいます。
最先端の科学技術体験ゾーン・千葉工業大学東京スカイツリータウン®キャンパスでは、小惑星探査機「はやぶさ2」の実物大模型を間近で見ることができます。