赤い雨Project

2001年にインド・ケーララ州、2012に年スリランカ・北中部州で観測された赤色の降雨。双方とも”赤い雨現象”が起こった同時期に、周辺で隕石落下が目撃されていたため、赤い雨は宇宙起源なのではないかと、世界的な注目を集めました。

採取試料の解析により、これらの雨滴内には赤色粒子が存在し、その形態から微生物細胞であることが判明しましたが、未だにその生態と起源は解明されていません。

PERCでは、赤い雨細胞（Red Rain Cell, RRC）の分子系統学的解析により種を特定し、そこから生息場所や雨との関連性などを探る研究を行っています。