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モンゴル成層圏気球実験の旅~食レポ編1~

みなさんこんにちは,PERCロケット担当の和田豊です.
ロケットの事ばかり発信している私ですが今回は,2017年9月8日から10日にかけて,モンゴルへ成層圏気球を打ち上げに作業員として同行してきました.
なぜ,ロケット担当の私が同行したのか,はい,モンゴルに行って本場のモンゴル料理が食べたい!! ただそれだけです.
と言うことで,今回のブログ報告はモンゴルの食レポです.
成層圏気球がどうなったとか,一切書いてありません.あしからず.
さて,とにもかくにもモンゴルへ行かねばモンゴル料理は食えません.
まずはモンゴル直行便であるMIATモンゴル航空に乗り込みモンゴルへ.
事前のネットの検索によるとなかなかの酷評.ただ乗り換えなしで行けるだけ,とか,特に機内食についてはひどいコメントが並びます.
いやいや,そんなひどいわけがない.と思い,ご登場の機内食がこちら.

・・・.
そうこうしているうちにあっという間にモンゴルの玄関であるチンギス・ハン空港に到着.

モンゴルでは今でもチンギス・ハンは大スターです.チンギス・ハンって源義経なんでしょ?なんて現地の方に言ったらおそらく大草原に埋められます.そのくらい人気です.
深夜の到着だったのでそのまま真っ暗な中を車でさらにウランバートルから2時間ほど移動し,テルレジという場所に到着.この日はそのまま就寝.
翌朝,朝食です.

シティホテルの朝食みたいなのが出てきました.
パンに,ライスに,ウインナーにターンオーバーの目玉焼き,サラダと果物.まぁ,朝ご飯なので期待していませんでしたがこのウインナー,めちゃくちゃおいしいんです.
パリッと香ばしく,ジュワっと肉汁,そして,臭みではない羊肉の香りがふわっと.
買って帰ろうと心に誓いました.(帰国前に夢叶う)
ちなみに右上の牛乳みたいなのは,ツァイというモンゴルのミルクティーです.というか,ほぼホットミルクでした.
そして夜は真っ暗で気が付かなかったのですが,外に出てみるとなんと

ばばーん,と目の間に広がる大草原.
モンゴルにいると実感した瞬間でした.
その間,成層圏気球の準備をしたり,放球したりして実験していましたが今回は食レポなので割愛.
昼食.

これ,ホーショルというモンゴル料理です.簡単に言うと餃子の具を包んで揚げた上げ餃子みたいなもの.
これがまた最高.外はパリッと中はもちもち,そしてここでも羊のひき肉から大量のスープが!
おそらくほとんどの日本人が好きな味です.これ原宿とかで出したら絶対流行ると思う.
そして,午後は放球した気球を探しに大草原へ車で向かいます.向かうのですが,

動物たちが普通に道路を横断している光景に出合えたり,

こんなWinXP的風景に出合えたりします.
その後,車がスタックしたり落下予想地点に気球が無くて大草原を探し回ったりしました.
疲労困憊で夜も10時を回って宿に戻るとお待ちかねの夕食タイムです.

一枚目は小さい肉まんが入ったスープ,二枚目はモンゴル風キムチ豚丼,三枚目はモンゴル風焼きそば,とどれも口に合うものばかり.料理名を聞きたかったのですが,モンゴルチームはウランバートルに帰られてしまい,宿の方はモンゴル語オンリーなので全くわかりませんでした.
ちなみにモンゴル語は母音が7つあり,日本語よりも2つ多いので日本人は全く聞き取れません.リピートアフターミーすらできません.モンゴルの方にとっては日本語は非常に聞き取りやすく簡単なようで,モンゴル語しかわからない運転手さんも,我々が気球を見つけて一人が「撤収」と言っていたら「テッシュウ,テッシュウ」と完璧な日本語を発音されていて驚きました.
次回に続く.