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メテオようやく国際宇宙ステーション(ISS)へ

3月23日に三度目の打上げが成功し、3月26日には、メテオを搭載したシグナス補給船6号機がISSに無事ドッキングしました。4月7日には、メテオ設置担当の宇宙飛行士Jeff Williams氏が、メテオの装置一式が入った輸送用バッグから、ジップロップバッグに入ったメテオカメラを取り出し、レンズが割れていないかを確認しました。メテオの運用室で、ISSからのリアルタイム映像にメテオカメラが写っているのを見て、ISSに届いたという実感が湧いてきました。

ジップロックバッグに入ったメテオ三号機のカメラ及びレンズを取り出すWilliams宇宙飛行士
三度目の打上げに向け、多くの方に応援をいただきました。昨年末には宇宙飛行士の山崎直子さんがメテオ運用室を訪ねてくださいました。また、米国への輸送直前には、メテオ三号機とメテオプロジェクトのメンバーとで写真を撮り、今度こそは、と思いを込めました。写真に写っているメテオカメラが今はISSにあるんですよね!
Space-Xのドラゴン8号機補給船が係留している4月10日から5月10日の間は、宇宙飛行士が多忙のため、メテオの設置は5/11以降になりました。残念ながら、みずがめ座イータ流星群の観測には間に合いませんでしたが、焦らずに観測への準備を進めていきたいと思います。(荒井朋子)

山崎直子宇宙飛行士とメテオ3号機カメラ(2015年12月14日)

メテオプロジェクトのメンバーとメテオ3号機一式(2015年12月24日)