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ルワンダからのお客様

こんにちは。惑星探査研究センター(PERC)広報担当の下山です。

4月某日、JICA支援のもと、ルワンダ共和国のルワンダ大学の先生方とルワンダ宇宙庁の方がお越しになりました。

まずは、PERCのプロジェクトについて和田浩二副所長がご案内しました。
みなさま、日本初の大学衛星である鯨生態観測衛星『観太くん』実物大模型をご覧になり、興味深々のご様子でした。

場所を移動してロケットの小型燃焼実験室へ。
ここでは和田豊宇宙・半導体工学科教授/PERC主席研究員が本学のロケットの研究開発について説明しました。
燃焼室で「30MPaの圧力まで耐えられる」と説明したところ、「そんな圧力は聞いたことがない!」とビックリなさっていました。

またまた場所を移動して、次は高度技術者育成プロジェクトラボへ。
原田研究員から本学学生達の超小型衛星開発について説明し、続いて、趙 孟佑 宇宙・半導体工学科教授/PERC主席研究員から宇宙・半導体工学科の紹介をしました。
原田研究員には、プロジェクトチームの学生の人数が多かったり少なかったりした際にどう学生を指導していくのか等々、熱心にご質問いただきました。

ルワンダ大学には、2018年8月に本学・瀬戸熊理事長と、当時のPERC所長だった故・松井前学長が訪問し、ICT教育や研究に本学が協力していくための協力趣意書に署名。あわせて、宇宙分野の人材育成に向けた協力についても検討を進めていくことが確認されました。同年12月にはアフリカの大学とは初となる交流協定も締結されました。そのご縁で、ルワンダから日本に留学している学生さん達が揃って東京スカイツリータウンキャンパスへ見学に来てくれた事もありました。


これからも活発な交流が続く事を期待しています!