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鹿児島県立国分高等学校の生徒さん来訪!
5月26日から31日までJpGU(日本地球惑星科学連合)2024年大会が幕張メッセで開催されました。初日の26日は高校生セッションが行われ、全国からたくさんの高校生の皆さんが参加しポスター発表をしていました。
その翌日である27日、JpGUに参加していた鹿児島県立国分高等学校サイエンス部2年生の生徒さん4名と引率の西先生がPERCにお越しくださいました。
せっかくの機会なので、最初は生徒さん達のポスター発表をお聞きし、千秋主席研究員と秋田谷上席研究員からアドバイスを送る機会を設けました。
発表は、地学班の生徒さん達は先輩からの継続研究である「次の桜島大噴火時の降灰の予想」、天文班の生徒さん達は「惑星の表面で起こる気象現象の撮影と表面現象の考察~木星を中心に~」という内容でした。
実は国分高等学校の生徒さん達は昨年のJpGUの翌日もPERCに寄ってくれ、今回と同じように研究発表をお聞きしアドバイスを送ったのですが、それを踏まえてバージョンアップした内容になっていました。
千秋・秋田谷両研究員から飛ぶさまざまな質問に一生懸命答える生徒さん達。
今回来訪された生徒さんは皆2年生で、まだまだこれから研究を進める時間もあるとの事。今後につながるきっかけになると良いなと願っています。
(後日、西先生から、生徒さん達のやる気が増しているという嬉しいご報告をいただきました)
その後は、高度技術者育成プログラムの衛星開発室や地上局の見学をしました。
高度技術者育成プログラム3期生である現4年生が製作した『SAKURA』は、桜島を写真撮影して定期観測し噴火前後の変化を比較する事がミッションの一つで、名前の『SAKURA』の由来にもなっています。
生徒さん達の研究ともリンク!皆さん、興味津々の様子で見学していました。
朝から雨模様だったのに、スカイツリーを見る為に外に出た時だけは雨が止んでいるという!(日頃の行いが良いんですね♪)プロカメラマンのような腕をお持ちの西先生撮影により、スカイツリーの前で素敵な記念写真を撮る事ができました。
その日のうちに鹿児島へ帰るということでゆっくりご案内できませんでしたが、また機会があったらいらしてくださいね!
(広報担当:下山亜希子)