プロジェクトのシンボル
庭園で若葉から力強く美しい草花が育つように、学生自身及び人工衛星が育っていくことを目標に、チーム名を「GARDENS(ガーデンズ)」としています。また、超小型衛星の各名称は学生達自らが考え、植物名から命名しています。
1号機『YOMOGI』
高度技術者育成プログラムがスタートした2021年は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行による災難や危機的状況が続いていました。「平穏」で「幸福」、「平和」な世の中になって欲しいという願いから、衛星にはこれらの花言葉を持つ蓬を命名しました。
2号機『KASHIWA』
- 柏の木は山火事に耐えることでき、火災後の跡地に樹木が残っていることが多いと言われています。どんなことがあっても必ず動作する衛星を開発するという強い思いを込めました。
- 葉は枯れても落葉せずに残り続け、枯葉と新葉が絶える事のないまま生い茂る事から、柏は「代が途切れない」縁起の良いものとされています。衛星YOMOGIから引き継いだノウハウを次世代へとつなげる衛星でありたいという願いから命名しました。
3号機『SAKURA』
- 桜の材質は、反りや狂いなどが少なく、耐久性も高く、虫などの害にも強い、強靭さを特長としています。衛星SAKURAは頑丈で、且つ、花のように美しい衛星でありたいと考えました。
- 3号機のミッションの一つである「桜島を撮影する」※から命名しました。
※自然災害の多い日本のリスクの一つに火山噴火が挙げられます。3号機では、活火山である桜島を写真撮影により定期観測し、噴火前後の変化を比較することをミッションの一つに考えています。