ASTERISCについてのブログでの報告が大分ご無沙汰していました。2021年11月9日にイプシロンロケット5号機によって打ち上げられて以降、初期運用中に独自開発の膜面型ダストセンサによる宇宙塵の観測とバスシステムの各種機能の正常動作に成功し（ミニマムサクセス達成）、定常運用に移行していました。

その後、長期（～1年間）に渡ってスピン安定による指向制御とダスト粒子観測の両方を常時実施することに成功し、全ての技術実証を完了しました（フルサクセス達成）。長期観測で取得した観測データの解析を鋭意進めています。

先日、一緒にイプシロンロケットで打ち上げられたJAXA小型実証衛星2号機RAISE-2の運用終了がアナウンスされましたが（RAISE-2の運用お疲れ様でした！）、ASTERISCは現在も運用継続中です。引き続き応援宜しくお願いします。

石丸