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2026年、大注目の『MMX』と『BepiColombo』
こんにちは。PERC広報担当の下山です。
早いもので2025年も残すところ1ヵ月を切り、2026年のスタートがすぐそこまで来ています。
新年の幕開けは毎年ワクワクするものですが、来年、2026年は“宇宙好き”の方にとって特にワクワクする1年になるのではないでしょうか。
まずなんといっても、2026年は日本の火星衛星探査計画『MMX』の打ち上げが大きな目玉でしょう。
JAXAでは現在、MMXへの応援メッセージを募集しています。(2026年1月18日まで)
このメッセージは探査機に搭載されて2031年に地球へ帰還するそうですよ!
PERCでは、MMXのサイエンスを推進する主要メンバーとして、また、『レーザ高度計(LIDAR) 』と『ダストカウンター(CMDM:Circum-Martian Dust Monitor) 』という2つのMMX搭載観測機器の開発を主導するなど、様々な形でMMXに参画しています。

『MMX』1/2サイズ模型
そして、2018年10月に打ち上がっている水星探査機『BepiColombo』も、8年の歳月を経て、とうとう2026年、水星周回軌道へ投入される予定です。
こちらもESA(欧州宇宙機関:European Space Agency)が『Marking one year until BepiColombo reaches Mercury(ベピコロンボが水星に到達するまであと1年)』と題してWEBサイトや動画を展開しています。
BepiColomboも、PERCは『水星ダストモニター(MDM)』の開発と観測運用を主導しています。
その他にも、『はやぶさ2#』が2026年7月に小惑星トリフネのフライバイ観測を予定しているなど、来年はPERCが関わる探査機が次々と注目を集めるのではないかと思います。
来年も乞うご期待です!

