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12/9(月)超小型衛星『YOMOGI』が 国際宇宙ステーション(ISS)から放出されました

高度技術者を育成するための本学プログラムにおいて、学生により開発された超小型衛星『YOMOGI』が、2024年12月9日に国際宇宙ステーション(ISS)から放出されました。

JAXA筑波宇宙センターでの放出イベントにてGo Callをする高度技術者育成プログラムチームメンバー等/YouTube公式チャンネル「JAXAイベントライブ配信専用チャンネル」より引用

『YOMOGI』は、衛星基本機能の宇宙空間での動作確認とともに、撮影した画像1枚を地球上で画像に復元することをミニマムサクセスレベル(最低成功条件)として設定しています。それ以外にも、千葉の放置林に設置した森地上局からのデータ取得、千葉県御宿町に設置した海地上局からのデータ取得、赤潮の観測、アフリカの湖の水質調査、APRS(※)による一般アマチュア無線家へのメッセージ送受信にも挑戦します。

(※)APRS
Automatic Position Reporting Systemの略であり、アマチュア無線局がアマチュア無線電波上に生データをリアルタイムに配信するパケット通信プロトコルです。


超小型衛星『YOMOGI』の外観

『YOMOGI』ポスター ©Takahashi Etsuko 2024(高度技術者育成プログラム2期生)、制作:栁川菜々海(デザイン科学科4年)