超小型衛星「SAKURA」が国際宇宙ステーション(ISS)から放出されました
拡大する宇宙産業を支えるために宇宙で確実に動くものづくりができる高度技術者育成プログラムの一環として、本学学生が開発してきた超小型衛星「SAKURA」が2024年8月29日(日本時間)、国際宇宙ステーションから放出されました。
「SAKURA」は衛星基本機能の宇宙空間での動作確認とともに、撮影した画像1枚を地球上で画像に復元することをミニマムサクセスレベル(最低成功条件)として設定しています。それ以外にも、太陽の観測、火山・洪水・台風を対象とした地球観測、APRS(※)による一般アマチュア無線家へのメッセージ送受信にも挑戦します。
(※)APRS
Automatic Position Reporting Systemの略であり、アマチュア無線局がアマチュア無線電波上に生データをリアルタイムに配信するパケット通信プロトコルです。
【JAXA筑波宇宙センターでの放出イベント出席者(千葉工業大学)】
- 瀬戸熊 修 理事長
- 福江 聡 法人事務局長
- 荒井 朋子 惑星探査研究センター所長
- 原田 徹郎 惑星探査研究センター研究員
- 林 和輝 3期生:『SAKURA』プロジェクトマネージャー(知能メディア工学科4年)
- 井上 翔吾 3期生:『SAKURA』アンテナ/周波数調整担当(機械電子創成工学科4年)※別会場
- 坂本 銀月 3期生:『SAKURA』オンボードコンピュータ担当(都市環境工学科4年)※別会場
- 柳川 侑輝 3期生:『SAKURA』オンボードコンピュータ担当(先端材料工学科4年)※別会場