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日本地球惑星科学連合2024年大会にブース参加してきました。
5月26日~31日の6日間、千葉県の幕張メッセで開催された「日本地球惑星科学連合2024年大会」に、惑星探査研究センターはブース出展をしました。
この学会は、地球惑星科学に関連する国内外の研究所が集まる、大規模な学会です。
今回は、惑星探査研究センターの研究活動を多くの方に知ってもらうこと、そして、来年の4月から千葉工業大学に新しく誕生予定の「宇宙・半導体工学科」を多くの方に知ってもらうことを主な目的として出展しました。
初日の26日は日曜日ということもあり多くの高校生が、27日以降は平日のため主に大学院生がブースに来てくださいました。お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
そして今回、ブースに来た方の注目を最も集めたのは、「高度技術者育成プログラム」でした。
千葉工業大学では、大学2年生のときに、希望すれば学部学科を問わず誰でも人工衛星の開発に参加できる、「高度技術者育成プログラム」が存在します。ただ開発するだけではなく、ミッションの計画や各所への申請手続き、人工衛星の運用など、人工衛星に関わることを全て学生が行います。
開発から運用まで全てできるという内容に高校生は目を輝かせていましたし、学部学科を問わず参加できることに、すでに人工衛星に関わっている大学院生も驚いていました。
高度技術者育成プログラムですが、学会で展示した映像をYou tubeで公開しています。
学会で大注目だったこの動画、是非ご覧ください。
学会を通して、改めて、素晴らしい教育プログラムがある千葉工業大学を誇らしく思いました。
今年はあと2機、このプログラムで作った人工衛星の打ち上げが予定されています。
こちらにもご注目いただけると嬉しいです。
(佐竹 渉)