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「コズミック・ラボ」おわり(はじめの一歩)

3月25日~26日に千葉工大津田沼キャンパスで開催された国際ワークショップ「コズミック・ラボ」が無事終了し、ホッとしています。自腹で遥々参加しに来てくださった皆様には、心から感謝しています。元々は、PERC がサイエンスを担う DESTINY+ 探査を盛り上げることに端を発したのですが、より多くの研究者に DESTINY+ に関わってもらうためには、新奇な切り口が必要だということで、「コズミック・ラボ」を開催する運びとなりました。議論する研究対象・テーマを絞り、それに関連する研究者を集めてワークショップを開催するのが一般的ですが、「コズミック・ラボ」では、地面を飛び立ち研究するノウハウ・経験・アイディアを持った研究者を各分野から集めてワークショップを開催しました。必然的に、異分野研究者間で議論することになるのですが、ノウハウ・経験・アイディアに関して共有する部分があるだけで、こうも簡単に有益な議論ができるのかという新たな発見がありました。そうした意味では、初の試みとしての「コズミック・ラボ」は大盛況に終わりました。しかし、残念なことも三つありました。一つは、情報システム課から貰ったゲスト用アカウント通知でネットワーク接続に難儀したこと、もう一つは、DESTINY+ 関係者がほとんど参加しなかったこと、最後の一つは、これが一番残念なことでしたが、生憎の雨で昼食時に行う予定の花見が出来なかったことです。桜の樹が地面を飛び立つ日が来れば、天気に左右されない花見が可能になるのかもしれません。その時は「コズミック・ラボ」にて桜の樹について議論されるでしょう。