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「はやぶさ2」低高度降下観測運用(PPTD-TM1B)において撮影した画像を公開

2019年6月13日、「はやぶさ2」の第2回タッチダウンのための低高度降下観測運用(PPTD-TM1B)で撮影された画像を、JAXAが公開しました。

望遠の光学航法カメラ(ONC-T)によって、10:58(左上)から11:01(右下)にかけて7秒間隔で撮影された28枚の画像を合成したものです。

撮影の高度は、最初が約52mで最後が約108m。左上方の中央部に白い点が見えますが、これがターゲットマーカです。ターゲットマーカから画面右下に位置する人工クレーターの縁まで連続的に詳細な画像が取得できていることが分かります。

光学航法カメラには、山田 学 主任研究員が開発と研究に携わっており、今回公開された複数画像の合成なども担当しています。

図のクレジット:JAXA、千葉工大、東京大、高知大、立教大、名古屋大、明治大、会津大、産総研

担当:千葉工業大学
惑星探査研究センター