メンバーResearcher members

客員主席研究員

小松 吾郎Goro KOMATSU

イタリア・ダヌンツィオ大学 工学地質学部 準教授, 国際惑星科学研究大学院 上級科学者。

Ph. D. (惑星科学), アリゾナ大学 (ツーソン, アリゾナ州, アメリカ合衆国)。

20世紀産業の背骨だった石油と鉄鋼で世界を相手にしていた父親の仕事関係で、1960年代から1970年代にかけて世界のエネルギーキャピタルと呼ばれるテキサス州のヒューストンで子供時代を過ごしました。時代はちょうど人類初の月着陸を目指すアポロ計画の真っ最中。有人宇宙探査の中心地のNASAジョンソンスペースセンターがそばにありましたので宇宙は身近であり、水圧で飛ばすロケットで遊んだりしていました。またテキサスと聞いて想像するカウボーイの恰好などをして野外を駆け回っていた記憶があります。宇宙を目指し研究し、野外調査が多い地質学を選んだのは自然な成り行きだったと思います。

今は惑星科学の中でも惑星地質学について研究調査活動を行っています。惑星探査研究センターには創設の頃から関わってきており、その発展を外部の立場ながら客員研究員としても見守ってきました。これからも千葉工大発の研究成果に寄与できるよう精進していきたいと思います。