2024年になりました。2014年12月に打ち上げられた「はやぶさ2」は、ことし10歳になるということです。「はやぶさ2」は2020年12月6日に小惑星のかけらを地球に届けたのち、現在も太陽周回の軌道にあり、拡張ミッション(「はやぶさ2#」)をつづけており、二つの小惑星(2001 CC21 と 1998 KY26)をそれぞれ2026年と2031年ごろに探査する予定です。https://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20200731_exm/

それはともあれ、一つ目の小惑星 2001 CC21 のフライバイも2026年と近づいてきたことにあわせ、はやぶさ2拡張ミッションでは「2001 CC21命名キャンペーン」を実施しています。小惑星の正式名称を応募するもので、締め切りは2024年5月9日となっています。

応募内容や応募方法の詳細はこちらのwebページをご覧ください：

拡張ミッション期間の航行中も、私が関わっている光学航法カメラ(ONC)を使った観測運用をつづけています。こう言った観測の計画・準備は一か月程度先の話であったり、はたまた、対象小惑星の計画ともなると数年後の話だったりします。「来年の事を言えば鬼が笑う」という諺がありますが、数年先の計画を立てている私たちは、鬼に笑われっぱなしかもしれません。来月の節分にはしっかり豆をまくとよいのかな…。

私も応募してみようかなと思いつつ、上記URLに説明されている、いくつかの命名規則を踏まえて考えると、なかなか良いものが思いつかないものです。もし、これはと思う名前を思いついた方は、是非応募してみてください。

(山田学)