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C1ロケット初号機の打上実験を実施しました

  2023年3月8日に宇宙微粒子採取ロケットプロジェクトとして最初の成層圏を目指した千葉工業大学製小型観測ロケット(C1ロケット)を洋上から打上る実験を実施しました。C1ロケットの名前の由来は千葉工業大学の頭文字をとったCITとSeaの発音の二つからC1ロケットと故松井学長が名付けられました。
 C1ロケットは全長6m、直径330mm、乾燥重量120kg、ペイロード重量10kg、ノミナル到達高度約20kmです。 打上実験の結果、洋上からの打上実験には成功しましたが、残念ながら目標到達高度には至りませんでした。途中で推力が失われたと考えられますがその原因については現在調査中です。およそ、約17秒後に燃焼の停止が確認され到達高度は約6kmとなりました。打上実験の結果と詳細については大学のプレスリリースをぜひご覧ください。問題点を改善し、2023年度にはC1-2号機の洋上発射を目指しています。PERCブログではプレスリリースに掲載しきれなかったC1-1号機の写真や動画などを紹介したいと思います。

C1-2号ではもっと迫力のある映像を撮影する予定です。ぜひ楽しみにしていてください!