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彗星探査機もうすぐランデブー、そして着陸なるか!

PERCではヨーロッパの彗星探査ミッションロゼッタ(Rosetta)の2種類のダスト観測装置(COSIMASESAME/DIM)のチームに参加しています。

ロゼッタは2004年3月2日にフランス領ギアナからアリアン5G+ロケットで打ち上げられました。7月現在、ロゼッタはチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星から約5500km離れた位置にいて、20148月から始まるランデブーに向けて刻々と近づいています。下の図は、ロゼッタに搭載されOSIRISというカメラが撮像した3つ画像で、2時間の間隔で撮られたものです。何かの形に似ていると思いませんか?お風呂に浮かべる黄色いアヒルのおもちゃに似ていますよね、海外では”a rubber duck(ゴムのアヒル)”と呼ばれているようです。このような画像を基に、この彗星の3次元モデルを作って、ロゼッタから分離される着陸機フィラエ(Philae)を着陸させる場所を決定します。

11月には彗星表面に着陸(Philae)を投下する予定で、成功すれば人類史上初の、彗星に着陸したミッションとなります。ロゼッタに搭載された多くの搭載機器のうちの一つ、COSIMAは、ランデブーを開始すると、彗星から放出されるダストを捕獲して、化学成分を調べることになります。一方、DIMは着機フィラエに搭載されていて、彗星表面から放出されたダストの運動の様子を調べることになります。SF映画さながらの彗星探査計画、今後の活躍から目が離せませんね!

(小林正規)