我々が開発を進めている近紫外線観測装置の補正レンズが完成しました。 近紫外線観測装置は口径1.5mかなた望遠鏡の焦点に装着して用います。望遠鏡で集光した近紫外線光を損失なく検出器に導き、かつ、視野5分角全体にわたってシャープな像を得るには、近紫外線における光学性能を追求した補正レンズの設計と製作が必要です。このたび、それを実現する特注補正レンズの製作が完了しました。また、近紫外線光の特定の波長域の光を選択的に観測するためには、その波長帯の光のみを透過するバンドパスフィルターを併用します。そのフィルター群を装置前面に装着するためのフィルターセルも併せて製作しました。 今年3月には装置をかなた望遠鏡に装着し、初の天体観測を行う予定です。
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「マルチメッセンジャー宇宙物理学」第1回領域研究会にて講演
学術変革領域研究(A)「マルチメッセンジャー宇宙物理学」第1回領域研究会(2023/12/04-06)に諸隈・秋田谷が参加し、ポスター・口頭講演を行いました。
すばる望遠鏡を用いた宇宙線空気シャワー可視化の論文出版
すばる望遠鏡を用いた宇宙線空気シャワー可視化の論文がScientific Reportsに掲載され、プレスリリースを行いました。 詳細はPERCニュースをご覧ください。
日本天文学会2023秋季年会にて講演
日本天文学会2023秋季年会(名古屋大学)に参加し、企画セッション「マルチメッセンジャー宇宙物理学」において、秋田谷・諸隈が講演を行いました。 詳細はPERCブログをご覧ください。