研究員ブログ

[2019/10/29] 小惑星フェートンの掩蔽観測に再挑戦@宮城

今年の8月に函館で小惑星フェートン(ファエトンとも)の掩蔽観測に挑んだことを報告しました。この時は観測は残念ながら悪天候に阻まれ、不成功に終わりましたが、10月16日の明け方と夕方に再度フェートンによる恒星食が起こるとの予報が出たため、掩蔽観測に再挑戦しました。

詳細はAstroArtsの記事でも紹介されているので、ご参考ください。

PERCチーム(荒井、吉田、洪)は、観測前日の天気予報で日本海側のほうが天候が良さそうだということから、山形県新庄市で観測を行う準備をしてましたが、現象3時間前になって急に雲に覆われてきたため、急遽山を越えて宮城県大崎市付近に観測地点を移すことにしました。結果的に大崎では天候に恵まれたものの、直前の移動によって望遠鏡を準備する時間が削がれ、掩蔽現象を観測することができませんでした。

しかし観測チーム全体としては10地点中2地点で掩蔽現象を観測することができたため、国内でフェートンの掩蔽を観測するという当初の目標を達成することができました。

千葉からはるばる山形・宮城まで、自分たちで車を運転して観測機材を運び、東北の厳しい寒さの中、必死に作業した努力がわずかながらも報われたことに安堵しています(観測準備に集中し過ぎて、写真を撮り忘れたことをご容赦ください)。

(洪)

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