超小型衛星プロジェクト:流星観測衛星S-CUBE

超小型衛星プロジェクト:流星観測衛星S-CUBE

PERC超小型衛星プロジェクトとは

千葉工業大学惑星探査研究センター(以下PERC)では,惑星科学探査を目的とする超小型衛星プロジェクトを立ち上げました.巨額の予算と長期に渡る開発 期間が必要である国による惑星探査とは対照的に,超小型衛星は大学規模のリソースにより短期間で独自に開発できることがメリットとして挙げられます.初号機S-CUBE(エスキューブ)は宇宙からの流星観測をミッションとする3Uキューブサットです(打ち上がればS-CUBEは日本初の3Uキューブサットになります).キューブサットは10センチ角のユニットからなる超小型サイズでありながら,その可能性により,米国Science誌が選ぶ10大ブレークスルーに選ばれるなど,大きな注目を集めている超小型衛星です.S-CUBEはPERCを実施責任機関として,PERCと東北大学が共同で開発しています.

S-CUBEのミッション

S-CUBEがターゲットとする流星は,太陽系始原天体である彗星や小惑星の塵が地球大気に衝突する(ぶつかる)ことで生じる現象です.そのため,流星観測は「間接的な太陽系始原天体探査」といえます.S-CUBEには科学測器として可視カメラと紫外線センサを搭載しますが,特に流星の紫外線の長期観測は世界初の試みであり,未知の流星紫外線の観測からは流星の発光メカニズムの解明や,流星塵成分の新たな情報を得ることが期待されます.また,地球に衝突する微小天体の頻度の時間変化や空間分布の評価につなげることができ,宇宙物質が地球にどれだけ供給されているのかを議論することが可能になります.

本開発には,千葉工業大学の鯨生態観測衛星WEOSや東北大学の2UキューブサットRAIKOの知見・ノウハウが生かされ,さらにリアクションホイールや伸展マストなど新たなシステムを追加することで,衛星バスとしても先進的で汎用性ある設計となっています.大学規模で独自に推進できる本プロジェクトを推進することにより,宇宙惑星探査の新たな方向性を切り拓きたいと考えています.


お問い合わせ

担当:石丸亮 (S-CUBEプロジェクトマネージャ)
ishimaru[at]perc.it-chiba.ac.jp (※[at]を@に置き換えてください)
tel 047-478-4814 (直通),  047-478-0320 (事務)
FAX 047-478-0372

S-CUBEフライトモデル

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千葉工業大学地上局CHITECH

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