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2023.4.21
小惑星リュウグウ粒子の微小断層から読み解く天体衝突
本研究のポイント 探査機「はやぶさ2」が地球に持ち帰った小惑星リュウグウの粒子を高分解能電子顕微鏡で詳しく調べ、リュウグウを作る岩石に小天体が衝突した際の温度と圧力の上昇度を評価しました。 主要鉱物で・・・
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2023.4.13
ブラックホールの合体で光は放たれるか?-すばる望遠鏡とカナリア大望遠鏡の連携による重力波天体の探索
国立天文台、スペイン・カナリア天体物理研究所、千葉工業大学の研究者を中心とする国際研究チームは、北半球にある2つの大型光学望遠鏡を用いて、ブラックホール同士の合体による重力波事象に対してこれまでにない・・・
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2022.9.26
小惑星探査機「はやぶさ2」初期分析~石の分析チームに千葉工業大学の研究者が貢献~
ポイント JAXA、東北大学は、はやぶさ2 が持ち帰ったリュウグウの石の初期分析結果を科学誌「Science」に発表した。 千葉工業大学 惑星探査研究センターの研究者が物性計測とリュウグウ形成史の解明・・・
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2022.7.1
高度技術者育成プロジェクトの公式サイトがオープン!
高度技術者育成プロジェクトの公式サイトがオープンしました。 公式サイト https://www.cit-perc-satellite.com/
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2022.6.15
水質変成鉱物 方解石(炭酸カルシウム結晶)の新しい衝撃指標を確立~水を含む天体の衝突の歴史を紐解く辞書~
ポイント 岩石は様々な鉱物の集合体 。 隕石に含まれる鉱物にみられる「 衝撃変成組織 」は過去の天体衝突の証拠 。 水や有機物を多く含む炭素質隕石は過去に水-岩石-有機物が反応した水質変成を経験してい・・・
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2022.2.15
世界初の方式の大面積ダストセンサーを搭載した宇宙塵探査衛星ASTERISC(アスタリスク)軌道上実証成功!! ~ダストセンサー展開、粒子観測、バスシステム技術実証の全てに成功! ~
Tweet 惑星探査研究センター(PERC)の超小型衛星2号機である宇宙塵探査実証衛星ASTERISC(アスタリスク)は、PERC独自に開発した世界初の方式の大面積膜型ダストセンサー(粒子観測装置)の・・・
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2022.2.14
ツタンカーメンの鉄剣の製造方法と起源の特定に成功
Tweet 千葉工業大学地球学研究センター及び惑星探査研究センター所長の松井孝典率いる研究チームが、エジプト考古学博物館において、ポータブル蛍光X線分析装置(※1)を用いてツタンカーメンの 鉄剣の非破・・・
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2021.11.16
世界初の方式の大面積ダストセンサーを搭載した宇宙塵探査衛星ASTERISC(アスタリスク)始動!! ~ 打上げ、軌道投入、地上局との交信、全搭載機器の起動に成功! ~
千葉工業大学惑星探査研究センター(PERC)の超小型衛星2号機である宇宙塵探査実証衛星ASTERISC(アスタリスク)が宇宙航空研究開発機構(JAXA)の革新的衛星技術実証2号機の一つとしてイプシロン・・・
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2021.9.28
世界初の方式の大面積ダストセンサーを搭載した宇宙塵探査衛星ASTERISC(アスタリスク)打ち上げ! ~「天然の宇宙塵」と「人為的な微小スペースデブリ」の観測に挑む ~
Tweet 惑星探査研究センターの超小型衛星2号機である宇宙塵探査実証衛星ASTERISC(アスタリスク)が宇宙航空研究開発機構(JAXA)の革新的衛星技術実証2号機の一つとしてイプシロンロケット5号・・・
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2021.8.2
リュウグウが半乾きになった原因は天体衝突ではない~リュウグウ模擬試料を用いた高速度衝突実験から試料分析への示唆~
Tweet ポイント はやぶさ2探査により, リュウグウは半乾き状態であることが明らかとなった. 有力仮説は3つあり, そのうちの1つは過去の天体衝突時の加熱によって乾かされたとする「衝突乾燥説」. ・・・