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地球飛来ダストとその母天体に関する国際シンポジウム2021 (IDP2021) 報告

去る2月8日(月)~10日(水)、 PERCが主催する
「地球飛来ダストとその母天体に関する国際シンポジウム2021」
“PERC Int’l symposium on Dust & Parent bodies (IDP2021)”
を開催しました。

  例年は、千葉工大スカイツリータウンキャンパスで行っていましたが、今年は コロナ禍の影響で オンラインでの開催となりました。オンライン開催ということもあり、国内外から185名の方に参加していただきました。

 このシンポジウムの主旨は、 DESTINY+ (デスティニープラス) ミッションを契機として、惑星科学、天文学の多角的な手法による地球飛来ダストとその母天体に係る研究の最新理解と課題の共有と議論を行うことです。 2018年から毎年開催しており、今回が4回目となります。毎年、テーマを決め、そのテーマに係る研究の専門家の方に講演をいただくというスタイルのシンポジウムです。

 今年のテーマは、「 地球外由来の固体微粒子(ダスト)のサイエンスとダスト観測装置」。ダストの天文観測、彗星ミッションで回収されたダストの分析、ダストの理論研究、ダストを放出する活動的小惑星Phaethonの観測(PhaethonはDESTINY+の目標天体)、探査機に搭載されたダスト観測装置による観測成果、計画進行中のダストミッションについてなどなど、ダストを切り口に幅広い分野の最先端の研究成果について講演が行われ、盛沢山で密度の濃い三日間でした。また、各分野での大御所の研究者の方々には、長年の研究のレビュー講演をしていただき、大変勉強になりました。画面越しではありましたが、お名前だけはよく知っていた大御所研究者の方々にお目にかかれたのも嬉しかったです (^0^). それぞれの講演後には、口頭での質疑応答やチャットでの活発な議論や意見交換が行われ、大変有意義なシンポジウムでした。

 オンライン開催での国際シンポジウムは、参加する方も準備する側も色々と気苦労があったと思いますが、例年以上に大盛況で充実したシンポジウムとなり良かった。参加者のみなさま、有難うございました。そして、シンポジウム準備委員会のみなさま、お疲れ様でした! 

(文責)荒井朋子

オンラインで開催されたシンポジウムの様子。口頭での質疑応答に加えて、チャットでも活発に議論が交わされました。