PERCブログBlog

お世話になりました、そして来年もよろしくお願いいたします

開所6年目の2014年は、私たち惑星探査研究センターの活動が大きく花開き始めた、そんな一年でした。

白亜紀末の大量絶滅の原因が酸性雨である可能性を示した新説のサイエンス誌発表、図らずもロケットの爆発事故のために大きく注目を浴びてしまったISS流星観測カメラの「メテオ(Meteor)」、搭載機器チームに参加している彗星探査ミッション「ロゼッタ(Rosetta)」探査機のチュリモフ・ゲラシメンコ彗星への到着とその着陸機「フィラエ(Philae)」の人類史上初の彗星着陸、そして、ほぼ全ての科学観測機器の開発に携わってきた小惑星探査機「はやぶさ2」の打ち上げと、後半にかけて大忙しでした。

そんな1年を振り返りつつ、お互いの労をねぎらって来年への英気を養うための、簡単な「お疲れ様会」をセンター内で催しました。

今年注目を浴びたニュースの1つということで、NHK・ニュースウォッチ9で取り上げて頂くことになり、「お疲れ様会」の様子は、1226日放映のニュースウォッチ9の中で紹介していただきました。

下の写真は、その時の様子です。

来年は、メテオの再打ち上げ、それから超小型衛星(エスキューブ)の打ち上げが予定されています。科学的な成果もどんどん出せるように頑張っていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
(小林正規)